地震周期
東日本大震災を受け、大規模地震の長期評価見直しを進めている
政府の地震調査委員会は、三陸から房総にかけての太平洋沖で、
今回と同じタイプの海溝型地震が「平均600年程度」の間隔で
発生しているとする報告書をまとめた。
今回と同様の地震は貞観地震(869年)が知られ、
1000年間隔という見方もあったが、過去の津波堆積物などの詳しい調査の結果、
より短い間隔で起きていたことが判明した。
震災前の三陸―房総沖の長期評価では、
過去400年の間に繰り返し発生している地震(宮城県沖地震)などが
想定地震となっていたが、今回のような連動型の巨大地震は想定外だった。
このタイプの地震が一定の間隔(周期)を持つと評価されたことで、
今後、国の地震評価が大きく見直されることになる。
新たな評価では、過去2500年間の地層に残された
津波堆積物の調査結果を反映した。
報告書では、今回と同様に連動型で大規模な津波を伴う地震が、
紀元前4~3世紀ごろ、4~5世紀ごろ、869年、15世紀ごろ、今回の5回起きたと認定。
次に起こる地震の規模は、マグニチュード(M)8・3~9・0とみている。
