宇宙葬
宇宙葬(うちゅうそう)は、故人の遺骨などをカプセルなどに納めてロケット等に載せ、宇
宙空間(多くは地球を周回する軌道上)に打ち上げる散骨の一形態。
「宇宙葬」とはいうものの、実際にはロケット能力の制約などによって
遺骨は地球の重力圏を離脱できず、地球周回軌道に乗せられる事が多い。
そのため「スペースデブリの増加につながる」として、
この行為に対する批判もある。ただし、これらの遺骨は上層大気
から受ける抵抗によって徐々に高度を下げ、最終的には大気との摩擦
によって「火葬」され、場合によっては流星となりうる。
この発展形としては、人工衛星に遺骨を搭載するもの、
月面や外宇宙に対して遺骨を打ち上げるものなどが検討されている。
シューメーカー・レヴィ第9彗星の共同発見者であるユージン・
シューメーカーは1997年に交通事故で急逝したのち、
2005年に遺骨が探査機ルナ・プロスペクターにより月に送られているが、
2008年現在で月面に対して遺骨が送られた唯一の例である。
